旅の予定は計画的に…
年末のある日、飛行機に乗って旅に出た。全日程、事前に下調べをしてスケジュールを立てその通りに行動していた。「行き当たりばったり」はストレスに感じるタイプなので、電車の時刻表や観光地の入場料、ランチの店の候補まで綿密に調べておくのが私流。
最終日、天候は横殴りの雨。急遽予定変更。レンタカーを予定より早めに返却し、鉄道へと乗り換えた。目的地に向かう駅を調べていたのだが、その駅に着く直前に行き先変更。2つ先の駅まで乗って歩くことにした。
引き寄せられて…
駅を降りて傘を差し歩く。ふと目に止まった店があった。占いの店だった。普段、お金を払って占いをする習慣は無い。テレビや雑誌で目にしたら、その時は自分のことも調べてみたりはするが、「お金を払ってまでは…」という気持ちがあった。
吸い込まれるように店に入った。そして、どういうわけか自分から店主に話しかけた。
店主のNさん。まっすぐな目で歓迎してくれた。にこやかで感じが良い。早速手相を見てもらい、生年月日を伝える。すると、ズバズバと私のことを言い当てていく。
当たる?当てはまる?
・考えすぎて溜め込む
・溜め込みすぎた感情が爆発する
・起業家向き(専業主婦は向かない)
・事務職は向かない
・現在ストレスは無い
・期待されるとNOと言えず引き受けてしまう
・利他的(自己犠牲して我慢している)
・「自分が我慢すればうまくいく」と考える
・集団が苦手
・目と睡眠に障害を抱えやすい
占いというのは、誰もが当てはまることを伝えながらリーディングしていくという側面もあると思っているが、同行者のこともズバリ当てはまっていた。
・優柔不断
は唯一当てはまっていないのだけど、「優柔不断で迷った時に家族のことを優先して自分のことを後回しにしている」と言われ後半部分は当たっていた。
もっと…
話しているうちに「もっと話したい、もっと聞いてほしい」という気持ちが強くなっていた。私は基本的に誰とでも会話ができるが誰にも心は開かない。気さくなフリをして他人を一切信用しないタイプ。どんな時にも冷静に相手は本当は何を考えているかを見極めている。だから、嘘やお世辞はすぐにわかるし素直に受け止められず冷めてしまう。けれどもNさんの話はまっすぐに受け止められたし、疑おうとしてもなかなか出来ず「相当な騙しのテクニシャンなのか?」とさえ感じた。そう思う時点で100%は信用したくない自分がいた。
店に置いてある商品に値札がなく、「結局は商品購入につなげるんでしょ」という考えが念頭に浮かんだ。
それなのに…自分のことを見透かされており、話しているうちに涙が溢れてきた。
「敷かれたレールの上を歩く運命にあること。自分はそれよりも作家として成功したいこと。小さな受賞がいくつかあり諦めきれないこと」などを話したくなり泣きながら話した。
すると「やりたいことをやった方が良い。書くこと、やった方が良い。敷かれたレールを歩まなければならないのは断れないからでしょう?相手も頑固。それはそれで続けながらやりたいことをやった方が良い。家族のため、周りのための我慢をやめて、自分を大切にした方が幸せになれる。2026年は丙午、女性が活躍できる一年。情熱は既に持っているから迷っていないでやりたいことをやることで成功する。ぜひ成功してまた来て」と。
すっかり心酔…
普段、自分の夢や迷いを他人に話すことがないので、話しを聞いてもらえたことが嬉しく、約5万円の商品購入。「騙されているかもしれないけれど、心をほぐしてもらい、背中を押してくれたことに支払うのだ」と考えることにした。
この時点でもまだ半信半疑。商品を持っていると開運なんてことはあるだろうか?潜在意識がプラシーボ効果で高まるだけで、自分の実力が最大限に発揮できるようになるということでしょう?と。
「それでも良い!潜在意識に働きかけて自分のことをもっと信じ、能力を出し切れるのならお守りがわりに…」と思えてきた。私、良いカモになっている?という考えもちらついてはいた。
ちなみに、購入しない選択肢もできる状況であり、押し売りはされていない。押し売りされていると感じた瞬間に心を閉ざして断るタイプなので、その時には自ら高額な商品を選択し購入した。
確信に変わった瞬間…
驚くのはここから。店を出た後、同行者(何も買わず)から「あそこの店入って行ったからびっくりした」と。
理由を尋ねると「(店主Nさんには)今まで見たことがないくらいたくさんの良い霊(守護霊)がついていた」と。
同行者は、日常的に霊が見える(そのことに疑いは無い)。
その店を出た後も、似たような占いの店はいくつもあったのだが、Nさん以外には守護霊がついている店は無かった、と。私も入りたい店は他には無かった。
価値は見出すもの…
私が購入した商品について、霊が見える同行者によると「金銭的価値はわからないが、その商品をあまり人が多い場所に持って行かない方が良い。その商品に霊が寄ってくるから。家に置いておくのは良いが、来客時はしまった方が良い。来客が連れてきた霊がつく可能性があるから」と。
開運になるかどうかはわからないが、見えないなんらかのものを引き寄せる力があるようだ。
商品を販売する前に、霊媒師に祈祷してもらってから店頭に並べているとNさんは言っていたので、それによってなんらかのチカラが働くのかもしれないと思った。本来、【物質】にはなんのチカラなどないはずだから。
見えないチカラ…
Nさんの店には、多くの経営者が訪れていた。口コミで人が人を呼ぶらしい。私が訪れたのは「辰の日」。辰(龍)は十二支で唯一実在しない生き物。この日に新しいことを始めるのが吉だそう。
2026年、大躍進するために、辰の日にNさんのいる店に導かれるように訪れたことは意味があったようで、本来は予定していなかった訪問であることを伝えたら「それはすごいこと」とNさんは驚かれた。
わざわざ遠方から辰の日に訪れるお客さんが多いとのこと。
商品もさることながら、Nさんになんらかのパワーがあることは、話していて自然に涙が溢れてきたことからも感じていたので、Nさんと話せたことは良かった。旅の締めくくりに大満足の体験ができ、帰り道は心が軽くなっていた。
私は、見えないものを見る力はないが、直感が冴えており、導かれて行動することで良い方向に進むことがよくある(反面、浮遊霊にも取り憑かれやすく、身体が重くなるので取り憑かれているかどうかは自分でわかる。対処法はわかっているが詳細はここでは控える)。
2026年の目標
2026年 鵠更紗として大活躍したい。具体的には、誰もが知っている大手企業から商業デビューしたい(出版社か音楽関係)。作品が映像化されたい。作品で最優秀賞をとりたい。お気に入りのラジオ番組にゲストで呼ばれたい。新聞や雑誌で作家としてインタビューされたい。作品が有名になり取材されたい。そのためには、ビジュアルを整えておきたい(現在ダイエット中&美肌治療予定)。作家として敬意を払われたい。自分の能力で稼ぎたい。
夢が叶ったら…
「ぜひ報告に来てください」とNさんに言われたので、必ず報告に訪れたい。
※実現したら、店名や曖昧に書いた部分の詳しい内容などを公表するかもしれない。スピリチュアルな要素が強く、無責任にオススメなどしたくないのであえて曖昧な文章として記載した。また、幸運が訪れた後に「実は…」というのは嘘くさいと思っているので何かが起こる前に記録として残した。
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