Kugui Sarasa

創作詩

「海へ流しに」 

あなたは何故にそれほど横暴な物言いをするのでしょうか あなたは何故にそれほど人を傷つけるのでしょうか あなたは何故に他人が自分の思い通りになると信じるのでしょうか 傷つけられたとしても 同じ傷を他人に刻んではなりません 人に優しくされたいの...
童話

ママはペガサス

大変だ!ぼくは、ママのひみつを知ってしまった。  ある日、ぼくが幼稚園から帰って、絵本を読んでいた時のことだ。  「けいちゃん、ママはお風呂掃除とベランダのお花に水やりをしてくるわね。おやつはテーブルの上に出しておくから、絵本を読み終わった...
商品レビュー

自宅で焼き立てパン sirocaホームベーカリー

ついにホームベーカリーを買った。 ↑焼きたてのミルクパン きっかけは、いつも買っているパンが入手困難になったこと。 我が家の朝食は、夫と息子が市販の食パン、私は夫に頼んで米粉パンを買ってきてもらう。米粉パンが売っている店は少なく、タイミング...
童話

ぼくのなまえはコンキリア

ここはまちのレストラン。おなかのおおきなコックさんと、こえのおおきなおくさんがふたりでおみせをひらいている。 まいにちたくさんのおきゃくさん。 コックさんはおおいそがし。 おくさんがまたきょうもおおきなこえでちゅうもんをとっている。 「はい...
童話

蓮の葉の朝つゆ

むかしむかしある村に、兵太夫という男がいた。兵太夫は、体の弱いおっかあと二人、小さなぼろ家に住んでいた。 兵太夫と村の人びとは、村一番のお金もちの与左衛門から土地を借りて、畑をたがやしてくらしていた。 兵太夫は、育てた米と野菜をとなり町で売...
童話

はちみつだいさくせん

ここは、6さいのおとこのこ、ケイくんのおうち。まどからオレンジいろのゆうひがさしこんで、ケイくんのほっぺをてらしています。 「コホン」 ケイくんは、せなかをまるめてくるしそうです。 「ケイくん、おかぜをひいてしまったのかしら?きょうは、はや...
童話

おばあちゃんのしおむすび

けいくんは、ようちえんのすみれぐみです。  あるひ、せんせいがいいました。  「みなさん、あしたはえんそくへいきます。おべんとうをもってきてくださいね。」  「はーい。」  けいくんは、おむかえにきたママにいいました。  「あしたのおべんと...
童話

ひみつのすてきなプレゼント

ネズミのティトは5人兄弟。 ひとりだけ、小さくてみどり色をしたティトは、 いつもお兄さんネズミたちにからかわれていました。 「ちびっこティト」 「みどりのティト」 お母さんネズミは、 「どうしてこの子だけみんなと違うのかしら?」とつぶやきま...
童話

月の光

むかしむかし、ある村にヨゼフという青年がいました。 ヨゼフは、身寄りがなく、お金持ちの屋敷で、使用人として働いていました。  ある朝早く、ヨゼフと共に屋敷で暮らす使用人の少女ハンナが、ご主人様の大切なお皿を割ってしまいました。 ハンナ は泣...
脚本

最低な僕 変わらぬ想い

某県某所のとある田舎町。木造アパートの1階角部屋。 男の子が物悲しそうに座っている。 10歳周平。 町工場で働く母親の帰りを待っているのだ。部屋の中には母親の再婚相手がいるのだが、二人きりになると暴力を振るわれるので、いつも母親が帰ってくる...
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