Kugui Sarasa

短編小説

地球の裏側へ「ありがとう」

私は横浜にあるショッピングモールの一角で絵を描いている。 いわゆる「似顔絵」と言われるもので、観光客が足を止めてくれたら、すかさず声をかける。 「可愛く描きますよ。似顔絵いかがですか?」カップルの場合は、男性よりも女性に声を掛けるようにして...
お出かけ

房総半島旅行記(ベルデ岩井)

2024年4月27~29日 ゴールデンウィーク。東京湾アクアラインが一番混雑する時期だと知り、今回は木更津駅までJRで移動し、そこからレンタカーで移動。ランチは、木更津駅前で海鮮丼。途中、富楽里とみやまに立ち寄る。水槽が水族館のよう(水槽内...
その他

stand.fm(スタエフ)を辞める理由

はじめに2024.5.31 stand.fmの配信を終了し、アプリを退会するstand.fmを始めた理由2022.4.1 stand.fmの配信を開始2018~2021年にかけて、3つの文学賞に入賞した。選考通過作品も多数ある。「私には作家...
短編小説

みんな、教祖を求めてる

宗教を信仰する家に生まれ落ちた。私には、当たり前の毎日。祈りもお布施も慈善活動も。今日も教祖様の教えを乞う為、教本を持って出かける。近所には、別の宗教の集会所がある。朝晩聴こえてくる鈴の音、祈りの声。アヤシイ?コワイ?ヤバイ?友人Aは、自己...
ミステリー

ミステリー小説「十条探偵事務所」

東京都北区、十条駅から十条銀座商店街を通り抜け、少し行った角を右に折れたところにある古ぼけたマンションのニ階。そこが私の仕事場である。玄関ドアに小さく「十条探偵事務所」と白いプレートを貼り付けているが、そこを訪れる客はほとんどいない。なぜな...
歌詞

歌詞「Answer song」

君が僕を想って並べる「言葉たち」は君の自己陶酔でしかない僕は叫んだ僕は助けを求めた君は受け取らなかったんだ悔やんでも遅いからもう会えないから僕の選択は間違っていないと僕が思うのだから君がどれほど声を上げても叶わない夢もあるんだ君が僕のことを...
創作詩

ひとりがいいの

いっしょにあそぼうってさそってくれてありがとうでも ひとりがいいの
創作詩

君の心は波のように

君の心は波のように寄せては返し満ちて引く君の心は波のように決して僕には掴めないそれでも今日もそばにいる
創作詩

森羅万象 有為転変

森羅万象有為転変この世のものは絶えず変化していく人の心も体もすべて百年先も変わらないもの親が子を想う気持ち親亡きあとに子からまた子へと繋がっていく
創作詩

空へ

あの空をごらんぼくをみてほほえむあの空をごらんきみをみてわらっているあの空をごらんいっしょにわらってよあの空をごらんまえをむいてあるこう
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