偽りの世界

創作詩

数で示された世界が

君の価値なの?

他人から輝いて見えることが

そんなに大切なこと?

踊っているつもりで

踊らされている

そんな君は

少し寂しそう

出来ることなら

今すぐ会いに行って

君の目を見て話を聴くよ

近所の公園で

日陰を探して

暑くなったら水道ひねり

親指一つでシャワーになるよ

君は部屋にたった一人で

画面を見つめてあら探し

偽りの世界はいつも明るい

君はみんなの人気者

けれども本当は孤独な君の

本当の声を聴いてあげたい

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