子どもの花粉症と免疫舌下療法

健康

赤ちゃん(0歳児)の花粉症

秋に生まれた我が子。初めての春(生後4~6か月頃)、鼻水が止まらず、夜中に何度も目覚め、日中もぐずぐずと不機嫌そうに泣いてばかりいる毎日でした。

風邪だと思い、小児科へ行き、鼻水の薬をもらいましたが治りませんでした。その後、耳鼻科へ行き、鼻水を吸引してもらうとすっきりした様子だったので、こちらを購入しました。

自宅で一日に何度も吸引しましたが、耳鼻科の吸引器ほどのパワーがないため、多少は吸引できますが、いつまでも鼻水が止まりませんでした。

1歳の頃

相変らず、2月を過ぎると鼻水が止まらない毎日でした。次第に目が真っ赤に腫れるようになり、強くこする為に、鼻周りと目の周りがいつも肌荒れを起こしていました。小児科、耳鼻科には頻繁に通い、対症療法として薬を出してもらいました。

ちなみに、幼稚園入園前までは、毎日欠かさず外遊び(雨の日は児童館)をしていました。

生後6ヶ月からベビースイミングに通い、体力づくりはしていました。

2歳で花粉症の診断

もしかして「花粉症ではないか?」と思っていましたが、私も夫も花粉症ではないため、核心は持てませんでした。

けれども、2歳を過ぎた3月、耳鼻科にて「花粉症かもしれないので血液検査をしてほしい」と医師に願い出てみました。「花粉症?検査はしなくても良いと思うけど・・・」と言われましたが、粘ってなんとか血液検査をしてもらいました。医師が難色を示した理由はわかりませんが、2歳児の採血が暴れて大変なことからか、2歳で花粉症になるはずがないと思ったのかは不明です。

【結果】 スギ 12.9 クラス3 

花粉症であることが確定しました。

症状(0~8歳)

鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、耳のかゆみ、背中のかゆみ

これらに悩まされ、日中は鼻を服用のタオルハンカチが欠かせず、一日に10枚以上使用していました。夜中にも何度も起き、口呼吸により風邪を引くことが多く、春は花粉症と風邪がセットで、見ていて辛いものがありました。

処方薬(2~8歳)

アレロック(錠剤)・・・アレルギー症状を抑える薬 朝晩1錠ずつ

シングレアチュアブル(錠剤)・・・息苦しさを抑える薬 寝る前に舐める

アレジオンLX(点眼薬)・・・目薬 一日一滴 

ネオメドロール(軟膏)・・・目の周り、耳の中に塗る薬(かゆい時)

ナゾネックス(点鼻薬)・・・鼻用のスプレー 一日1回

免疫舌下療法を開始するまで(8歳)

免疫舌下療法 を経験した知人(成人)が、効果抜群で、長年悩まされた症状がぴたりと止まったと聞きました。調べてみると、子どもでも適用ありとのことで、6歳の頃から、耳鼻科医に相談していましたが、「毎日継続しなくてはならないし、何もしなくても花粉症が改善されていくこともあるので、今のところは薬による対症療法で良いと思う」と2年連続で断られました。

アレルギーの経過を調べる為、再度血液検査をしました(8歳)。

【結果】

スギ 100以上 クラス6 

ヒノキ69.6 クラス5 

ダニ・ハウスダスト クラス3

と、かなり悪化しており、コナヒョウヒウヒダニ、ヤケヒョウヒダニ、ハウスダストのアレルギーもあることがわかりました。

そこで、再度 免疫舌下療法 を希望し、アレルギー科への紹介状を書いてもらいました。

免疫舌下療法

免疫舌下療法とは・・・スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎と確定診断された患者が受けられる治療。アレルギーの原因物質(アレルゲン)を少しずつ体内に吸収させることでアレルギー反応を弱めていく治療法です。一日1回、舌の下に1分間錠剤を保持した後、飲み込む方法で、実際に服用している子どもによると無味無臭とのこと。

シダキュア・・・花粉症の治療 2000JAU錠→5000JAU錠 ジェネリックは無し

ミティキュア・・・ダニアレルギーの治療 3300JAU錠→10000錠 ジェネリックは無し

処方箋薬の入手困難(シダキュア2000JAU錠)

最初の1週目はシダキュア2000JAUという錠剤を試し、異常がなければ、シダキュア5000JAU錠に移行しそのまま継続していくのが治療の流れです。

全国的にシダキュア2000JAU錠が不足しており入手困難のため、新規治療が開始できないとのことで、治療開始できなそうだったため、まずはダニアレルギーの治療であるミティキュア3300JAU錠ミティキュア10000JAU錠から開始しました。

その後、シダキュア2000JAU錠の手配を自分(患者側)で出来るのであれば、花粉症治療も開始可能とされた為、私が処方箋薬局に問い合わせを何か所もして、1か月後の予約で何とかシダキュア2000JAU錠1シート確保できたので、花粉症の免疫舌下療法も開始できました(その後、シダキュア5000JAU錠へ移行)。

免疫舌下療法中の処方薬(9歳~)

アレロック(錠剤)・・・アレルギー症状を抑える薬 一日2回 ジェネリックでオロパタジン錠

シダキュア5000JAU錠(錠剤)・・・一日1回 舌の下に1分間置いてから飲み込む

ミティキュア10000錠(錠剤)・・・一日1回 舌の下に1分間置いてから飲み込む

アレジオンLX(点眼薬)・・・目薬 一日一滴 

オゼックス(点眼薬)・・・目薬 目のかゆみが強い時 

ナゾネックス(点鼻薬)・・・鼻用のスプレー 一日1回

ネオメドロール(軟膏)・・・目の周り、耳の中に塗る薬(かゆい時)

夜の薬↓ (朝はオロパタジンのみ)

市販薬

医師、薬剤師にも報告済の市販薬。

目のかゆみが強い時用にエピナスチン塩酸塩LX点眼薬(写真ではオゼックス)を出してもらっていますが、多用は禁止(緑内障の恐れあり)とのことです。薬剤師に相談し、先に買ってあった市販薬のアルガードにはそのような成分が入っていないとのことで、目のかゆみが強い時にはアルガード点眼薬を併用。清涼感がありすっきりするとのことです。

IHADAはあまり効果を感じなかったので最近は使っていません。

耳のかゆみにメンソレータムメディクイックE。処方してもらったネオメドロールEE軟膏ではかゆみが抑えられないのでこちらを使用しています。ちなみに耳垢によるかゆみではなく、アレルギーによるかゆみなので、綿棒で掃除しても改善せず、メディクイックEを塗布すると楽なようです。

背中のかゆみにはワセリンでマッサージ。ハンドクリームの成分で余計かゆみが増すことがあるので、ワセリンにしています。こちらは大容量サイズを複数個常備しています。

免疫舌下療法後の経過

ダニアレルギー治療開始から約10か月、花粉症治療開始から約9か月

が経過し、「前年度までより多少軽減しているかな?」という程度です。

鼻水が一日中止まらないのは変らず。ティッシュでは肌が痛くなるので、鼻を拭く用のタオルハンカチを20枚以上用意しており、一日に10枚ほど使っています。

目のかゆみは、日中ほとんど感じないようで、赤みや腫れも無し。就寝前にかゆみを感じるので、点眼は一日1回で済む日が多いです。

くしゃみは時々、あまり頻繁ではないです。

前年度よりは、明らかに症状が軽減していると思います。 症状が完全に無くなる日がくるかはまだわかりません。

まとめ

免疫舌下療法は約5年と長期の治療が必要です。けれども、朝晩のルーティーンに組み込んでしまえば、さほど苦労は感じないと思います。アレルギーを抑える薬は朝晩飲む必要があるので、免疫舌下療法の薬が増えただけです。

我が子は、薬を自分で飲んでタイマーで計っています。1分間、舌の下に入れ溶かしその後5分間は飲食禁止。

我が子は錠剤をのみ込む際に味を感じるのが嫌だそうで、アレロック(オロパタジン)を飲む時だけチョコシロップをスプーンにのせて一緒に飲んでいます。

シダキュア、ミティキユアは味が無いので大丈夫です。

症状で辛そうにしている我が子を見るのは辛いですし、何より、私がアレルギー体質ではないため、いつどこでどれくらいアレルギー物質があるのかがわかりません。

少しでも改善できればと願いをこめて、実践していることがあります。

★洗濯物は屋内干し

★掃除は毎日必ずする(掃除機→クイックルワイパー)

★布団用掃除機(紫外線が出る)をかける

★洋服は花粉がつきにくいものにする

★外出時は、花粉対策メガネとマスクを着用する

★空気清浄機は各部屋に設置(合計5台)し、24時間稼働

まだまだ治療は続きますが、将来、少しでも楽に生活ができるよう、家族で治療を見守っていきたいと思います。

ちなみに、通院は毎月1回必ずあるので、親のスケジュール管理も必要です。

小学校高学年〜中学生、高校生になった時に、アレルギー症状が軽減して、勉強も日常生活も前向きに過ごせるようになっていることを願っています。

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