note創作大賞で「もう辞めよう」
2022年 一次選考通過→落選
2023年 落選
2024年 一次選考通過→落選
一次選考通過=note編集部の方には評価されたということ。
最終選考落選=各メディアの審査員に求められる作品ではないということ。
私は、「審査員が好みそうな作品を分析・攻略して書く」ということはしたくない。
自分が書きたい作品を書いて評価されたいし、そうでなければ書き続けられないと思う。
文学賞は、審査員との相性だと思っているので、相性が合わないなら「もう辞めよう」という気持ちになった。
悪質コメントで「もう辞めよう」
もともとSNSが苦手。
けれども、文章を書くということは好きなので、noteを始めてみた。
note内では、コメントで励まされたり嬉しい気持ちになることが多かった。
「noteは荒らしがいない平和なSNS」だと思っていたが、悪質なコメントが2〜3件あり、「もう辞めよう」という気持ちになった。
マネタイズで「もう辞めよう」
※マネタイズ=技術や知識を収益化すること
もともと、他人のnote内にある有料記事を買ってまで読んだことは無い。
おもしろいエッセイのシリーズが書けそうだと思ったので、有料マガジンを作って書き始めてみたが自分が思うほどは売れなかった。
自分自身が他人のnoteの有料記事を買ってまで読みたいと思わないように、他人もまた、私の有料記事を買ってまで読みたいと思わないはずだと感じた。
求められていないなら「もう辞めよう」と思った。
書籍化で「もう辞めよう」
自分で自費制作で「詩集」(2023年10月)、「写真集」(2024年3月)を販売したが、いずれも収支がプラスになるほどは売れなかった。それどころか、480円で売り出したものが、Amazonで2980円、3980円と転売されており、「noterの中に転売ヤーがいる?」と疑心暗鬼になった。
2024年5月、「いつかは本を出したい」という夢が、note内で知った企画のウミネコ文庫「ウミネコ童話集(一)」に参加させていただくことで叶った。
自費制作とは異なり、編集や装丁など、丁寧な作業をしていただき、とても素晴らしい仕上がりになった。完成した童話集は、文学フリマや一部書店で販売していただいた。
印税は無しという前提であったが、印税が発生するほど売れていないというのが現実。
ウミネコ童話集をきっかけに次につながるのでは…?という下心は大いにあったが、特にどこからも声はかかっていない。
本が売れる
ということが、いかに大変なことかがわかった。
「書籍化されるという経験」ができたので、「もう辞めよう」と思った。
まとめ
仕事でも人間関係でも、「もう辞めよう」と感じるタイミングがある。
それは引き際だと思っているし、離れることでより良い縁を引き寄せることもあると感じるので、何ごとにも未練を残さず、きっぱりさっぱり断ち切るようにしている。
「幸せな毎日を送る為にそれを必要としない」と感じたら離れるようにしている。
ただそれだけのこと。
このままnoteを続けていると…
note創作大賞で心が疲れ、
悪質コメントで心が乱され、
マネタイズや書籍化で心が揺れる。
だからnoteを辞める。
note以外の場で、書きたいと思ったら書くし、書きたくないと思ったら書かない。
noteを続けていても楽しくないし幸せでもないと思ったから辞めるだけ。
「筆名を変えて小説を書く」ということを始めているので、この先も何かしらの作品は書き続けていくと思う。
これからも、ただ自分の幸せを追求して《選択》を繰り返していく。
自分が自分を幸せにする為には、誰の言葉も聞かない(効かない)。
noteでは、たくさんの記事を書く機会をいただき、それを読んでいただき、温かい励ましをいただき、感謝している。
一期一会
離れる時期がきたと感じたので、本日noteのアカウントを削除した。
約4年間、ありがとうございました。
2024年12月10日 鵠更紗
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