ついにホームベーカリーを買った。
↑焼きたてのミルクパン
きっかけは、いつも買っているパンが入手困難になったこと。
我が家の朝食は、夫と息子が市販の食パン、私は夫に頼んで米粉パンを買ってきてもらう。米粉パンが売っている店は少なく、タイミングによっては売り切れていることも多い。
それなら自宅でパンを焼けば良いのだと思い、ホームベーカリーを購入した。
米粉パンが作れるものを比較検討し、手ごろな価格のsirocaというメーカーに決めた。
このsirocaのホームベーカリーは、ヨーグルトやジャムと言ったものも作れるという。早速、夜寝る前に、強力粉を使って基本の食パンを作ってみた。
朝6時にセットして、楽しみに床に就いた。翌朝、キッチンのドアを開けると、焼き立てパンの香ばしい良い香りが漂ってきた。
出来上がったまだ湯気の立っている1斤のパンはとても美味しく、家族でぺろりと平らげてしまった。
焼き上がりから少し時間が経った場合でも、スライスして、バターを溶かしたフライパンで焼き、ハチミツを垂らして食べると絶品であった。
↑焼き上がった米粉パン
そして、次は米粉のパンを作ってみた。強力粉よりはややふんわり感に欠けるが、市販の米粉パンよりも何倍も美味しく完成した。
バターと砂糖を規定量より多めにし、塩を少なめにしたところ、カリッとした食感が楽しめた。
強力粉、水、砂糖、塩、バター、イースト、それぞれの分量が変わるだけで、食感や味が異なったパンが出来る。
フランスパン風の皮がカリッとしたパン、甘みの強いスウィートパン、そしてなんと、ご飯1膳を混ぜ込んで、ご飯パンなるものも作れる。現在で7,8回作っているが、すべて種類が異なるパンを作っている。
私が高校生だった約25年前には、友人の家でホームベーカリーのパンをごちそうになったことがあるので、さほど目新しい存在ではないのかもしれないが、ホームベーカリー初体験の私は心躍らせている。
家で、焼き立てのパンが食べられる。
とても贅沢なことだと思う。今まで、いろいろなパンを食べてきたが、家で焼くパンが一番おいしいと思う。
やはり、米粉パンよりも小麦粉で作るパンの方が美味しいので、私のグルテンフリー生活は終わりを告げようとしている。
どういうわけか、自宅で焼いたパンは頭痛がしない。小麦粉を食べて体調不良になる場合、グルテンに反応しているのではなく、外国産の小麦に付着している農薬や添加物反応している可能性があるという。
添加物の多いソーセージなどの加工食品でも頭痛がすることがあるので、私の場合はそれらに反応しているのかもしれないと思った。
ホームベーカリーのデメリットも紹介しておく。それは、美味しくついつい食べ過ぎてしまうということ。それ以外のデメリットは見当たらない。
私の母は、パンを焼くのが好きだったので、子どもの頃はキッチンからパンをこねるどったんばったんという音が響いていたことを思い出す。ホームベーカリーの場合、こねている時は多少の振動があるが、隣の部屋にいればさほど気にならない。発酵に必要な発泡スチロールや温度計、パンの種を切ったりこねたりするグッズも、ホームベーカリーには必要ない。
自動計量器を使えば、ホームベーカリーの容器をそのまま計量器に乗せて材料の計量ができるので、洗い物もない。
パンが好きな方もそうでない方も、是非おすすめしたい一品である。
↑バターとともに(バターケースはポーリッシュポタリー)
↑蒸したさつまいもをペーストし、干し芋も追加してさつまいも食パン
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