きっかけ
広報東京都で舞台「サザエさん」の割引チケットが当たる抽選をしていました。サザエさんは毎週欠かさず見ています。割引になるなら・・・と応募したものの落選。それでも、気持ちは、舞台「サザエさん」を観たい!となっていたので、購入することにしました。

上映スケジュールなど公演概要
【上映期間】 東京2025.6.5~17 大阪2025.7.5~8
【上映時間】 3時間30分 第一幕→30分休憩→第二幕→30分休憩→第三幕
【価 格】 S席2階(13000円)を3名分予約 (A席6500円、立ち見5500円などあり)
キャスト
- サザエ役: 藤原紀香
- マスオ役: 葛山信吾
- フネ役: 高橋惠子
- 波平役: 松平健
- カツオ役: 草川直弥、佐藤友祐(ダブルキャスト)
- ワカメ役: 平尾帆夏
- タラオ役:藤代翔真、松﨑光(ダブルキャスト)
- タマ役:酒井敏也 他
花沢さん役の成田沙織さんがとってもハマり役でした。三郎さん役も、10年後はこんな感じかな?と思わせてくれる山口森広さん、穴子さんもピッタリの雰囲気でした。カツオ役は草川直弥さん、タラオ役は松﨑光さんの回でした(お二人にとっては東京公演千秋楽でした)。

感想
子どもの頃は、劇団四季や学校単位で鑑賞に行く舞台を観に行ったことがありましたが、大人になってからは、初めての舞台鑑賞でした。
そして、おそらく芸能人がキャストの舞台は初。何よりも、藤原紀香さんは画面越しに観るだけの存在でしたが、「実在するんだ!」というのが第一印象。そして、そのお美しいこと。キラキラ輝いていました。そして、高橋惠子さんのお綺麗なこと。松平健さんも、「マツケンサンバ」は何度観たことでしょう。子どもと一緒に踊ったこともありました。その松平健さんが目の前に!磯野波平の声優さんが喋ってる?というくらい、波平さんの話し方とお声そのもので驚きました。マスオさんも葛山信吾さんとは思えないほどマスオさんでした。皆様、本当にプロの役者さんという感じで、魅せられました。タラちゃんも可愛かったです。カツオくん、ワカメちゃんも声量が大きくて、アイドルというより役者さんという感じがして良かったです。磯野家を囲む登場人物もとっても良かったです。花沢さんは、上演後、役者さんを調べてみました。カツオくんの同級生?40代の役者さんでしたが花沢さんそのものでした。初登場はタラちゃんの中学校の先生。カツオのバイト先の店長、ワカメの専門学校の先生。中島君はずいぶんかっこよくなっていました。
上映時間が長いので、子どもにはどうかな?と思いましたが、大丈夫でした。幕の間に30分休憩がありました。トイレに行く時間もあり(混雑は無し)、記念写真を撮ったり、お土産を見たりする時間もありました。
食事は、お弁当を買おうと迷いましたが、事前に近くのジョナサンで軽食を食べてから行きました。お弁当を買って食べたり、喫茶室を予約して利用している方も多かったです。コンビニおにぎりを頬張っている方も多く感じました。
客層は、明治座に通い慣れている雰囲気のお上品な方や、キャストのファンと思しき若い女性(グッズを買ったりキーホルダーをつけたりしていました)、日向坂46ファンと一目でわかるような男性陣もいました。あとは、我が家と同じ子連れ。小、中学生連れの家族もちらほら。ドレスコードは、多少キレイめな服装を意識して行きましたが、Tシャツにジーンズという方もいてあまり気にする必要はなかったかなと思いました。
座席の位置が前後で交互になっていなかったので、私は終始前席の紳士の後頭部を眺めながらの鑑賞となりました。長身な上に、ソフトモヒカンヘアで舞台の中央がちょうど隠れる感じでそれだけは残念でした。息子と夫は視界良好のようでした(前の席の方が小柄だった)。
上映開始直前、息子の腕に後部座席からペットボトルが降ってくるという災難がありました。席が狭いので、後席の方が中央部に移動しようとした際、バッグからこぼれ落ち、500ミリリットル満タンのペットボトルが息子の腕に直撃し、息子はしばらく泣いていました。帰宅してからも痛かったようでかわいそうでした。
3時間30分、とても楽しめました。特に一番良かったのは、第三幕、サザエさんの歌唱「あかるいサザエさん」のシーンがとっても良かったです。あとは、舞台ならではのちょっとしたトラブル(?)や、アドリブでは?と思わせてくれる台詞も良かったです。画面で観るのとは全く違う魅力を感じました。藤原紀香さんが一瞬、片岡愛之助さんに見えた瞬間がありました。
もし、また舞台「サザエさん」が上映されることがあったら、是非観に行きたいです。他の舞台も観に行きたくなりました。
13000円/人(子供料金なし)、3人で税込み40000円越えはなかなか贅沢だと思いましたが、鑑賞後は「それだけの価値があったね」という感想で一致しました。
記念撮影は休憩時間に並びました。撮影できて良かったです(人物は加工で消去)。

明治座の歴史






長い歴史があるのだとわかりました。上映前に「明治座は地震に強い建物です」とアナウンスがありました。


敷居が高いと思っていた「明治座」素敵な雰囲気も楽しめました。
また、長谷川町子美術館にも行きたくなりました。
コメント