「天気予報」

創作詩

天気予報って当たるんだね

君は笑って話していた

あんなに雨に打たれたのは

生まれて初めてのことだよ

君は雨に溶けて消えた

あの笑顔は幻だったのか

もう二度と会えなくなるなら

いつまでも雨に打たれていたかった

今日も空から落ちるのは

僕の涙のかわりだよ

君にもう二度と会えないなんて

あの日の僕は知らなかったんだ

雨に打たれて僕も溶けて

君と一つになりたい

そう願いながら

僕は雨の中で泣いた

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