空に浮かべて

童話

もし、どこにでも住めるとしたら・・・

空飛ぶじゅうたんに家をのせて暮らしたい!

 昼は太陽が気持ちよく当たる場所で過ごし、夜になったらそよ風の吹く場所へ移動しよう。

 夏は海辺の近くで魚釣りをして、秋には紅葉が綺麗な山へ移動しよう。
冬は寒いから、なるべく暖かな場所で過ごし、雪遊びをしたい時だけ雪山までひとっとび!
 春は、≪スギ花粉が飛ばない場所で≫お花見をしよう。

 もし友だちと遊びたくなったら、世界中をぐるりと一周。
いろいろな国の友だちにその国の遊びを教えてもらう。

 もし誰かが、
「空飛ぶじゅうたんに乗せて」
と言ってきたら・・・

「食べ物や洋服と交換で、空飛ぶじゅうたんに乗せてあげることにしよう!」

自分が望めばどこにだって住める。
自分が望めば何だって手に入る。
世界中の誰とでも仲良くなれるし、
世界中のどこにでも行ける。

どこにでも住めるとしたら・・・

空飛ぶじゅうたんにのればどんな望みでも叶うんだ!

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